韓国ドラマ「太陽を抱く月」(12)などで人気上昇中の俳優ソン・ジェリムがこのほど、東京・六本木で初の来日ファンミーティングを開催した。
1985年生まれの29歳。09年に広告モデルとしてデビューし、ミュージシャンのMVやドラマで着実にキャリアを積んでいる。NHKで放送された「太陽を抱く月」の護衛武士役で注目を集め、日本でこのほどDVDが発売された「ネイルサロン・パリス 恋はゆび先から」に主演。表情を崩さず、クールでミステリアスなネイリストを演じている。
今後は5月に再び来日イベントを開く予定
モデル時代に日本に4か月ほど住んだことがあり、日本語が少し話せるというソン・ジェリム。日本語を学んだ理由を「同じアジアの文化圏には漢字を使う文化がある。(日本語は)ほかの外国語より勉強しやすく、旅する時も役に立つと思った」と説明。この日のイベントでは韓国語の曲を歌ったが、すべて歌詞に日本語訳をつけるこだわりを見せた。
今は俳優として独特の存在感を見せているが、幼い頃は「内向的な少年だった」という。演技の道に入ったきっかけは「自分でもよく分からない。人との出会い、定められた運命があると思う。流れに体を任せた結果、今ここにいる。人生は分からないもの」と達観した様子を見せた。
俳優の仕事について「愛着を感じている。足りない点は補い、自分の人生に責任を持たなければ。プロ精神のようなものだと思う」と決意を語っていた。
演技以外にも韓国人として初めて日本の雑誌「MEN'S NON-NO」、「Men's JOKER」、「POPEYE」のメーンモデルに抜擢された経験も。今後は5月に再び来日イベントを開く予定。「こんなに早く日本でファンミーティングを開くことができ、本当に感謝している。また新しい姿を見せられるよう頑張りたい」と話していた。
記事提供:映画の森
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