日本のハロウィンといえば、かぼちゃのお化け「ジャックオーランタン」や人気キャラクターのハロウィン商品で、街中がかわいらしくデコレーションされますが、世界に目を向けると、かわいらしさとは無縁の恐ろしすぎるイベントが開催されています。
魔女裁判の再現に背筋ゾクゾク
骨、骨、骨...世界遺産でもあるエヴォラ大聖堂「人骨堂」
世界遺産にも登録されているポルトガルのエヴォラ歴史地区。中世を思わせる建造物が多く残り、「町全体が博物館」とも言われています。この地区にも怖いもの見たさに多くの人が集まるスポットがあり、中でも有名なのが単独でも世界遺産に登録されているエヴォラ大聖堂の中にある「人骨堂」。
壁や柱にはびっしりと約5000体の人骨が埋め込まれた不思議であり奇妙であり不気味な空間です。天井にまで及ぶ人骨ですが、ペストや戦争で亡くなった人々のもので、「死を恐れるな」という教えに由来するそう。ハロウィン時期に訪れるといっそう非日常感が体感できそうです。
世界中から自称・魔女が集まる「魔女狩りの町」
マサチューセッツ州セーラムは、かつて魔女裁判が行われたことで知られる地。魔女博物館や魔女の家など関連施設が多く存在しています。毎年ハロウィンの時期になるとゴーストツアーや魔女裁判の再現など、おどろおどろしいイベントが続々と開催され、さらにはイベントに合わせて世界中から自称・魔女が集まるといいます。日本のハロウィンなど生ぬるい、という人にはオススメの本格イベントが盛りだくさんです。
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