2013/10/15

映画「ブッダ・マウンテン 希望と祈りの旅」/チェン・ボーリン ロングインタビュー「30代も方向を絞らず挑戦したい」

台湾人は日本のアニメ、漫画が大好きなんだ

──チェンさんから見た台湾、台湾映画の魅力、日本人にアピールしたい点は。

(しばらく考えて)いい作品を撮れば、誰にでも好まれる。日本と台湾はとても近い感覚があり、文化的に共通する面もある。僕ら台湾人は日本のアニメ、漫画が大好きで親近感を持っている。日本の皆さんも台湾映画の世界にすんなり入り込めるのでは。

──撮影前に必ず準備すること、俳優としての弱点、ストレス解消法は。

いつも1か月前から少しずつ役に近づいていく。演じる役がどんな本を読み、どんなものを見て、どんな言葉を使い、どんな生活習慣があるのか。撮影が始まってから迷わないよう、前もって準備していく。

弱点は自分自身の小さなクセが演技に出てしまうこと。(俳優として)パパラッチに追われるのは楽しくないけれど(笑)、仕事はとても好き。素晴らしい職業だと思う。ストレス解消法は演技。演じることで発散している。


「ブッダ・マウンテン 希望と祈りの旅」(2010年、中国)
監督:リー・ユー(李玉)
出演:チェン・ボーリン(陳柏霖)、ファン・ビンビン(范冰冰)、シルビア・チャン(張艾嘉)、フェイ・ロン(肥龍)、チン・ジン(金晶)、ファン・リー(方励)
2013年9月28日、ユーロスペース、K's cinemaほかで全国順次公開。作品の詳細は公式サイトまで。

記事提供:映画の森

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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