7月27日公開の歴史大作「終戦のエンペラー」の来日記者会見とジャパンプレミア上映が7月18日、東京都内で行われ、主演のマシュー・フォックス、トミー・リー・ジョーンズ、初音映莉子、西田敏行、桃井かおり、ピーター・ウェーバー監督らが参加した。ジョーンズは「終戦直後の日本を復興させようとした人々の努力に感動した」と語った。
宇宙人でおなじみトミー・リー・ジョーンズ、当初はマッカーサー役にしり込み?
1945年、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)・マッカーサー元帥が命じた極秘調査と、日本の運命を決めた知られざる物語を描く歴史サスペンス「終戦のエンペラー」。調査を担当したマッカーサー元帥の部下・フェラーズ准将を演じたフォックスは、出演の理由を「脚本を読んでとても感動した。国や文化を超えてひかれ合いながら、戦争で引き裂かれてしまった恋物語。歴史を学ぶこともでき、とても素晴らしい経験になった」と語った。
フェラーズと恋に落ちるヒロイン・アヤを演じた初音は、フォックスとの初対面について「サンドイッチをほお張った瞬間にマシューさんが入ってきた。初めて見られた顔がそんな顔だったので、互いに打ち解けて信頼し合えた」と説明。フォックスは「監督に勧められて一緒に映画を見たり、食事をしたりして信頼関係を築いていった。共演は本当に楽しかった」と振り返った。
一方、日本でよく知られたマッカーサー元帥に扮したジョーンズは「最初は私はまったく似てないから、やらない方がいいかな、とも考えた。考えればコーンパイプをくわえ、帽子をかぶれば誰でもマッカーサーに見えるかも、と思うようになった。終戦直後の日本を復興させようとしたマッカーサーとフェラーズの努力に感動し、出演したいと思った」と語った。
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