2013/7/18

自称「海外旅行慣れ」が1番危ない トラブル遭遇率、初心者より高かった

夏休みを使って海外旅行に出かける人も増えてくるこの季節、注意したいのが現地でのトラブル。一般的には海外馴れしていない人ほどトラブルに陥りやすいイメージですが、実は"自称"海外旅行慣れしている人ほど危ないことが明らかになりました。

添乗員は見た!海外で恥ずかしい日本人

直近1年以内にプライベートで海外旅行にいった20~34歳の有職社会人412人を対象にしたスマートマネー研究所のアンケート調査をみてみると、自称「海外旅行上手派」が遭遇しているトラブルは「支払いを紙幣で行い、小銭が余り過ぎた」(18.1%)、「タクシーでのトラブル」(16.9%)、「両替のし過ぎ」(16.1%)、「ぼったくり」(15.7%)、「ロストバゲッジなど空港・飛行機でのトラブル」(13.4%)の順に多く、「非上手派」のスコアを比較すると、大半の項目で「海外旅行上手派」のスコアの方が高くなっていました。

どうやら、旅行慣れしているという過信ゆえに、リスク回避への意識が低くなってしまっている人が多いようです。

さらに、旅行のプロである添乗員5人によるグループインタビューでは、「海外で見かける恥ずかしい日本人旅行客」の実態が明らかに。「極端に高額なチップを払ってしまう人」「万が一のために多額の現金を持ち、盗難被害にあう人」といったお金まわりのリスク回避意識が低い人や、「レストランの水や公衆トイレなどにお金を払うことに抵抗感がある人」「ホテルのレストランに、部屋用スリッパを履いたままいってしまう人」など日本の常識や習慣を引きずり柔軟に対応できない人などのエピソードがあがりました。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

[続き]旅のプロが教える重要な3つのポイント
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