2013/7/12

映画「バーニー みんなが愛した殺人者」/「スクール・オブ・ロック」コンビが再タッグを組んだブラックコメディ

実際の殺人事件の再現ドラマ+当時のインタビュー映像=映画「バーニー みんなが愛した殺人者」だ。「スクール・オブ・ロック」のリチャード・リンクレイター監督が、8年ぶりにジャック・ブラックと組んで送り出す。

町一番の嫌われ者に信頼されてしまい...

舞台は1996年、米テキサスの田舎町カーセージ。葬儀屋で働くバーニー(ジャック・ブラック)は、その道のプロ。大学で学んだ葬儀学の知識、遺体処理の繊細さ、葬儀の進行と演出、賛美歌の演奏、棺桶を売り込む営業力。どれをとっても超一流だ。遺族へのアフターケアも万全。町の美化や文化活動にもかかわり、マルチな才能を開花させている。

そんなバーニーは石油王の葬儀で、未亡人のマージョリー(シャーリー・マクレーン)と出会う。気難しく高慢な彼女は町の嫌われ者だった。友達もおらず、息子とは裁判沙汰。しかしバーニーは粘り強く接し、マージョリーの絶大な信頼を得る。

やがて葬儀屋をやめたバーニー。マージョリーの専属マネージャーとなり、彼女の会社の社員となる。さらに家に住み込み、株式投資や資産管理まで任せられるように。しかしエスカレートする束縛に精神的に追い詰められ、理不尽な要求についにぶち切れ、マージョリーに銃を向ける──。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

[続き]当時の事件を知る町民が出演
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