三菱一号館美術館(東京・丸の内)は、2013年6月22日から9月8日まで、「浮世絵 Floating World-珠玉の斎藤コレクション」を展覧する。それに際し、計3回のトークイベントと記念講演会が行われる。
美人画、風景画に東京の名所シリーズ
特設ホームページのトップ画面
「浮世絵 Floating World-珠玉の斎藤コレクション」は展示内容ごとに3期に分かれている。6月22日から7月15日までの第1期は「浮世絵の黄金期-江戸のグラビア」、7月17日から8月11日までの第2期は「北斎・広重の登場-ツーリズムの発展」、8月13日から9月8日までの第3期は「うつりゆく江戸から東京-ジャーナリスティック、ノスタルジックな視線」。
それぞれに見所があり、第1期は、美人画や役者絵、第2期は葛飾北斎や歌川広重が描いた四季折々の風情をともなった名所と風俗、第3期は時代の鏡としてジャーナリスティックな側面を帯びるようになる浮世絵が展示され、小林清親が描いた東京の名所シリーズが観られる。
また今回の展覧会を記念し、『丸の内アートサロン 展覧会を語る 浮世絵3部作「浮世絵 Floating World」』が6月26日、7月10日、7月17日に行われる。いずれも会場はmarunouchi cafe SEEK、参加費は1000円で当日払いだ。
浮世絵 Floating Worldの開催記念講演会「私と浮世絵」は、2013年7月3日19時からエムプラス(千代田区丸の内)で、浮世絵の「川崎・砂子の里資料館」館長斎藤文夫を講師に招き、無料で開催される。
詳細は、特設ホームページで確認できる。
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