2013/6/15

「フランス映画祭2013」 6月21日開幕 新作一挙上映

"有楽町で、フレンチシネマに恋する4日間"と題して新作を紹介する「フランス映画祭2013」が6月21~24日、東京・有楽町朝日ホールをメーン会場に開催される。21回目の今年は、フランソワ・オゾン監督の新作「In the House(英題)」(12)など長編13作品、短編8作品を上映する。

期間中はフランソワ・トリュフォー、ジャン=リュック・ゴダール監督作品で知られる女優ナタリー・バイを団長に、オゾン監督、ジャック&ルー・ドワイヨン監督親子、リュディヴィーヌ・サニエらゲスト多数が来日。トークショーなどに参加する。

弱冠24歳 次世代を担うドラン監督の新作

オープニング作品は、「8人の女たち」(02)などで世界的に高く評価されるオゾン監督の「In the House」。若き作家と指導教師の個人授業が、次第に息詰まる心理戦へ変化する過程を描く。第60回サン・セバスチャン国際映画祭で最優秀作品・脚本賞を獲り、最高傑作の呼び声が高い注目作だ。

昨年のカンヌ国際映画祭「ある視点部門」で最優秀女優賞を授賞した「わたしはロランス」(12)は、新鋭グザヴィエ・ドラン監督の新作。"女になりたい男"と、彼を理解する男の、挑戦と波乱に満ちた愛情物語。ドラン監督は弱冠24歳。これまでの監督作3本がすべてカンヌに出品され、次世代を担う才能として注目を集めている。

「ウェリントン将軍 ナポレオンを倒した男」(12)は、ジョン・マルコビッチ主演の歴史大作。マチュー・アマルリック、カトリーヌ・ドヌーブ、ミシェル・ピコリ、イザベル・ユペール、キアラ・マストロヤンニ、メルビル・プポーら豪華キャスト。一昨年他界した名匠ラウル・ルイス監督が携わった最後の作品だ。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

[続き]"アラン・ドロンの再来" ペルソナーズも来日
1

人気キーワードHOT

特集SPECIAL

ランキング RANKING