2013/6/ 1

「リアル脱出ゲーム」その手があったか!話題になってから慌てて2匹目のドジョウ探しのテレビ現場

人もセットもあるのに思いつけなかったテレビ業界アイデア枯渇

なぜこんなビジネスモデルを思いつかなかったのかと悔しくなる。問題や仕組みを考える作家がいて、演出をしていくディレクターがいて、美術セットを調達する美術部がいて、宣伝を打つ人がそろっているテレビ業界なら、すぐに実現できそうなのに誰もやらなかった。話題になってから後追いした。

そんな「この手があったか」と思えるビジネスモデルは、まだまだ他にもある。会議でよく出るのは葬儀プロデュース業だ。葬儀中に流す映像制作や葬儀の演出を短時間で作る専門会社は絶対に儲かるというわけだ。実際、ディレクターから葬儀会社に転職した人もいる。でも、なぜだかみんなやっぱりこのテレビ業界に戻ってくる。アイデアを思いつき、成功の尻尾を掴んだように見えても、戻ってくる。

もしかしたら、この仕事にしか向いていないのかしれない。冗談に思えるほど時に勘違いをしてしまうけれど、結局は大成功しきれない。そんな悲しいジレンマがどこかにあるような気がしてならない。だから、ヤラレタ!なんて言っては似たような企画を作ったりする。2匹目を追ってばかりで、新しいドジョウをすくうのは予算がないからなかなかできないなどと、言いわけをしながらね。

モジョっこ

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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