最近はディレクターになりたがらないADが増えている。昔から離職率は高いけれど、経験を積んだADでもディレクター昇格を望まない人が少なくない。テレビディレクターは以前は花形だった。けれど不況続きで、ディレクターになれたとしても今と状況はあまり変わらないことに気が付き、しばらくはADでいるほうがいいと思うようだ。給料に差は出てくるけれど、番組の責任を負わされ、仕事はきつく、とてもじゃないけど精神が持たないというのも理由らしい。
彼らの夢は、ディレクターになって高視聴率番組で汗水たらして働くことではない。ADでやるだけやって「はい、さようなら」。別の仕事に転職でもするかといことらしい。これは彼らに夢を抱かせられなかった先輩たちの罪なんだろうか。でも、これだけ大変で、これほどやりがいがある仕事もなかなかないとは思うのだけれど。眠い頭でぼんやりとそんなことを考える。
モジョっこ
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。
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