六本木の街がアートで彩られる一夜限りのイベント「六本木アートナイト2013」が、2013年3月23日10時から24日18時までオールナイトで開催されます。
高さ約8メートルの「灯台」、六本木ヒルズに
4回目を迎える今回はアーティスティックディレクター・日比野克彦氏のもと、「TRIP→今日が明日になるのを目撃せよ。」をテーマに、多彩なアーティストやクリエイター200組以上が大集結。アート作品はもちろん、デザイン、音楽、映像、パフォーマンスを含む多様な作品が六本木の街に点在し、コアタイム(23日17時55分(日没)~24日5時39分(日の出))を中心に、さまざまなインスタレーションやイベントが展開されます。
六本木ヒルズアリーナに姿を現すのは、今回のテーマの道標となる高さ約8メートルの"灯台"モニュメント「TRIP→プロジェクト」。灯台頂部で燃える炎の燃料には、岩手県陸前高田の街で津波による被害を受けた塩害杉の炭が使用されており、ガラスでできた灯台の胴部の中で時おり揺らぎ落ちていく火の粉が、地球が持つ力への畏怖と畏敬の思いを表現します。
そしてメインプロジェクトとなるのが、気鋭の作家たち10数組による「アートブネプロジェクト」です。全長約7メートルのフネを使って、装飾を施したり、展示したり、パフォーマンスの舞台装置として活用したりした、作家たちの個性豊かな"アートブネ"が街中で展開されます。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。