1973年に建設され、バンコクで最も歴史あるデパートのひとつ「サイアム・センター」が2013年1月、リニューアルオープンを果たしました。18億バーツ(約56億円)を投じ、約半年がかりの改装でした。
ニューヨークのソーホーがイメージということで、オープニングイベントには、アメリカドラマ『ゴシップガール』のブレア役レイトン・ミースターと、チャック役のエド・ウェストウィックらも来場して話題を呼びました。
タイを代表するアパレルブランドが一堂に
館内はLEDライトを駆使した照明で華やか
日本でも注目され始めたタイのアパレルブランドが一堂に
「サイアム・センター」の一番のポイントは、3階のファッションフロア。ここにはタイを代表するアパレルブランドが集められています。
2012年には雑誌『GINZA』で、注目ブランドとして「タイブランド」がランクインされたり、日本のモデルやアイドルの間で、タイの3姉妹が手掛ける「Sretsis」の洋服が流行ったりなど、注目されつつあるタイのファッション。「Senada」や「Soda」など、欧米ではすでに人気を得ているブランドも多く、日本のセレクトショップで取り扱われるタイブランドも増えています。
年間を通してとても暑いタイでは、独特な色使いやカッティングなど、1枚で着てもサマになる洋服が多いのが特長。しかも、刺しゅうやビーズ、ドレープなど、とても細かな装飾が施された手の込んだものも、割と手頃な価格で手に入ります(日本だったら3倍はするかも...。というのが実感)。逆に、海外ブランドにはかなりの関税が乗っかっているので注意が必要です。
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