2013/2/10

赤い血を流す木、樹齢5000年の木... 死ぬまでに見たい「巨木・奇木」

古くから"木の文化の国"と言われてきた日本。神社の境内には樹齢数百年のご神木が立ち、信仰の対象として大切にされていますが、世界には想像をはるかに越える生命力豊かな木々が存在します。

そんなユニークな木々が、世界最大の旅行クチコミサイト「TripAdvisor」の日本法人「トリップアドバイザー」から2013年2月、「死ぬまでに見たい 空からの巨木・奇木 16選」として発表されました。今回の記事では、注目の木があるスポットをご紹介します。

日本国内でも2スポットが選出

まずは、CMで有名な「気になる木」こと「モンキーポッド」がある、オアフ島モアナルア・ガーデンズ・パーク。園内にはハワイ原産だけでなく、世界中からさまざまな植物が集められており、こちらのモンキーポッドも外来種だそう。幅約40m、高さ約25m、同まわりは約7mにもなる巨大な木、日本人なら特に見てみたい1本ですよね。

次は、紅海からインド洋への出口に浮かぶイエメン・ソコトラ島。こちらに生えている「流血樹」は傘のような形をしており、血のように真っ赤な樹脂が出る不思議な木です。昔は民間薬や呪術用に使われていたのだとか。

次は、カリフォルニア東部・ホワイト山地「ブリストルコーンパイン」の森。世界最古の樹木とされ、最も古いものは樹齢5000年近くになるとのこと。その圧倒的な存在感は、畏敬の念すら感じられるほどです。なお、同じくアメリカ西部には世界三大樹木とされる、世界一背の高いセコイア「ヒュペリオン」(レッドウッド国立・州立公園)と、世界最大の木「ジェネラル・シャーマン」(セコイア・キングスキャニオン国立公園)もあり、ともに選出されています。

そのほかに選ばれたのは下記のとおり。

・星の王子さまもびっくりのバオバブ林(マダガスカル)
・トゥームレイダーの撮影場所としても有名なタ・プローム(カンボジア)
・巨木の森のドライブスルー 巨木通り(アメリカ)
・ロコが集う憩いの木陰 コートハウスのバニヤンツリー(ハワイ)
・1本でも森のような巨樹 トゥーレの木(メキシコ)
・ファンタジーの世界 天使の樫(アメリカ)
・木よりも高いサボテン サワロサボテン(アメリカ)
・ゴムの木でできた天然の吊り橋 ナチュラルブリッジ(インド)
・大地をうねる根が特徴 サキシマスオウ(日本)
・落書きではありません! レインボーユーカリ(ハワイ)
・樹齢1000年超のシダレザクラ 三春滝桜(日本)

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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