原宿Mania
2013/1/17

表参道のシンガポールヌードル専門店が閉店 最後に裏メニューレギュラー化

シンガポールの国民的麺料理「ホッケンミー」の専門店として2012年4月、東京・表参道にオープンした「ヤックマン」が2013年3月3日の営業を最後に閉店することがわかりました。

中国・福建省生まれの「ホッケンミー」は、東南アジア各地で独自の進化を遂げて親しまれている定番麺料理です。"シンガポール式"ホッケンミーを提供しているヤックマンでは、インディカ米の「米麺」と、小麦粉と卵を配合した「卵麺」の2種を使用。現地から直輸入しているオリジナル麺と自慢のスープ、たっぷりの新鮮な魚介で作る本場の味は、在京シンガポール人はもちろん、アジアンフード好きの人たちからも支持されてきました。

今回の閉店について、ヤックマンを運営してきたアセアンエージェンシー(東京都渋谷区)は「これまでの集客と売上状況から、ファッションの街における当店の立地条件に東南アジアのローカルフードは馴染みにくいと判断した」と説明。現在は「移転」の形での再出店に向け、投資家を募集しているそうです。

閉店までの約2か月間、同店ではお得なセットメニューが提供されるほか、公式FacebookやTwitterでは「雨の日割引」など当日しか出てこないお得情報も発信されるとのこと。また2月からは、賄いや常連のみに提供されていたホッケンミーに使用するスープで作る裏メニュー「ホッケンリゾット」が1日10食限定で提供されるので、これまでのファンはもちろん、初めてという人も閉店前に足を運んでみては?

営業時間は12時から15時、18時から23時(L.O)まで。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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