2012年も残すところ、あと1か月。家でゆったり過ごすにしても、旅行に行くにしても、年末年始の休暇を充実させるには早めの計画が必要ですよね。
旅行のクチコミサイト「フォートラベル」が2012年11月9日から15日まで実施したアンケート調査では、旅行好きのフォートラベル会員1346人のうち年末年始の予定が決まっている人は全体の83.4%にのぼることが分かりました。
予定が決まっている人の過ごし方で、最も多かったのが34.1%の「自宅中心で過ごす」。続いて「海外旅行」(26.1%)、「帰省」(20.5%)、「国内旅行」(12.7%)、「日帰り旅行」(2.7%)という結果になりました。昨年の調査と比較すると、「自宅中心で過ごす」が4.6%減り、海外旅行は2.9%、帰省1.7%、国内旅行1.8%とそれぞれ増加しました。
海外旅行の行き先では「アジア」が50.0%と最も多く、割合は2位の「ヨーロッパ」(24.1%)のおよそ2倍に。国別で1位に輝いたのは、ほほえみの国「タイ」。続いて「台湾」「フランス」が同率2位、昨年もっとも人気の高かった「韓国」は「アメリカ」と並んで同率3位となりました。「フランス」「アメリカ」などの遠方の国がランクインした背景には、休暇日数が増えて(平均は例年より0.8%増の7.6日)遠くに出かけやすくなったことも影響しているようです。
国内旅行では、ウィンタースポーツを楽しめ、おいしいものも豊富な「北海道」が1位となり、温泉宿の多い「静岡県」と「神奈川県」がそれぞれ2位、3位にランクインしました。
旅行を予定している人の手配状況についての質問結果では、海外と国内で大きな違いがみられました。11月中旬時点で、海外旅行を予定している人の78.6%が「すでに予約が完了している」と回答し、「手続き、調整中」は12.3%で、合計で90.9%の人が予約手配を始めていたのに対し、国内旅行を予定している人で「すでに予約が完了している」人は49.6%、「手続き、調整中」の人は16.5%とあわせて66.1%にとどまりました。
国内旅行のほうが何かと融通が利きそうですが、早めの予約は選択肢が豊富だという点だけでなく、割引などのお得な特典もあり、何かと便利なのも事実。満足のいく年末年始を送るためにも、まだ考え中の人はお早めに。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。