ライフネット生命保険は2012年11月5日、「今どき20代男子のライフスタイルと将来の備え調査」の結果を発表した。8割が将来に不安を感じているにも関わらず「具体的な備え」をしているのは1割程度しかいないことや、備えをしている「保険男子」は、「イクメン」志向が高いことなどが浮き彫りになった。
「将来に不安」が82.4%、「具体的な備え」は10.4%
将来が不安な20代独身男性が多数
調査は9月3~5日にインターネットで行われた。対象は20代独身男性450人(学生150人、フリーター150人、正社員150人)と40代男性会社員150人。
20代男性450人に「将来が不安か」と質問を投げかけたところ、「とても不安」「やや不安」と答えた割合が合計82.4%となり、過半数の20代独身男子が将来に対する不安を抱えていることがわかった。ところが、実際に何らかの備えをしているかというと、「将来のリスクについて考え、それに沿った具体的な備えをしている」のはわずか10.4%という結果に。
また、生命保険に加入している40代男性は83.3%だったのに対し、20代男性では半分以下の32.7%にとどまった。
では、生命保険に加入している20代「保険男子」の実態はどのようなものか。「いざという時の備えをしている」割合が13.6%で、非加入者の9.9%より高く、貯蓄額の平均についても140万8895円と、非加入者の102万7036円を引き離している。
また、「社会貢献活動やボランティアに関心がある」「社会のために自分ができることがあればしたい」にあてはまると答えた割合が非加入者より高く、社会貢献意識が高いことがわかった。さらに、育児を積極的に行う「イクメン」志向も強く、「子どもが出来たら子育てに積極的に関わりたい」、「子どもが出来たら自分が育児休暇を取ってもよい」という人が非加入者と比べて多かった。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。