多くのコーヒーファンが注目する、年に一度の「ブルボンポワントゥ」販売日。5周年を迎える2012年は、10月1日の「コーヒーの日」から500個限定で一般販売がスタートします。

伝説のコーヒー、ことしも発売

かつて、文豪バルザックやルイ15世までも魅了したといわれる「ブルボンポワントゥ」は、18世紀にフランス・ブルボン島（現レユニオン島）で発見されたコーヒー種です。サイクロンの大被害などの影響でコーヒー産業が衰退し、1942年の輸出記録を最後に"幻のコーヒー"となっていましたが、UCC上島珈琲が現地研究機関と7年がかりで再生し、収穫に成功。2007年から年に一度、限定販売されており、毎年予約開始日には申し込みが殺到するほど人気を博しています。

65年の時を経て蘇ったブルボンポワントゥ。独特の甘い香りとピュアな味わいが特徴で、「気品」と「気難しさ」をあわせ持つ、深さが魅力です。また、一般に流通しているアラビカ種のコーヒー豆に比べると、カフェイン含有量がほぼ半分（0.6％）になっています。

ことしは5周年を記念し、初めてパッケージに陶器を使用。レユニオン島の海や空を彷彿（ほうふつ）とさせるパステルブルーをテーマカラーに、フランスの香りを感じさせるロココ調のデザインがあしらわれています。

豆100グラム入りで価格は8400円。UCC直営16店舗とUCCコーヒー豆通販サイト「ほの珈琲」で購入できます。「ほの珈琲」では9月19日から一般先行予約の受付がスタートします。

また、9月26日から10月中旬までは、シャネル銀座ビルディング（東京都中央区）最上階のテラス「ル・ジャルダン・ドゥ・ツイード」でブルボンポワントゥが期間限定カフェメニューとして提供されます。単品（1000円）のほか、ブルボンポワントゥを使用したスイーツとのセットもラインアップ。10月3日からは直営店と同様に、ブルボンポワントゥの販売も行われます。

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