2012/6/27

世界がクリアに見えすぎる!? レーシック経験者のホンネ大調査

今話題のレーシック(視力矯正手術)、興味はあるけどちょっと怖いという人も多いのではないでしょうか? インターネット調査会社の「マーシュ」が、2012年6月、全国の20~50代の男女2000人にレーシックに関するアンケートを行ったところ、レ―シックを受けたことがある人は、全体の3.0%(2000人中59人)でした。

ちょっと少ないようにも思いますが、手術を躊躇する理由としては、「手術に伴うリスク」が74.1%でトップ。次に「手術費用」(67.6%)、「手術後の保障」(55.1%)と続いています。多くの人が「眼を手術することへの抵抗感」をぬぐいきれないでいるようです。

目、目がない...
目、目がない...

では、レーシック経験者はどの程度満足しているのでしょうか。「非常に満足」と答えた人は39.0%。次いで「満足」(42.4%)、「やや満足」(13.6%)と、約95%の人がよかったと答えています。「不満」と回答した人は3.4%(59人中2人)でした。

具体的な意見としては、

「とにかく世界がクリアに見えすぎて、手術後半年ぐらいは感動が止まらなかった」(30代男性)
「メガネやコンタクト無しで見えるし、いつでも眠れるし、起きてすぐにお化粧もできる」(30代女性)
「花粉症で、春先は目が痒く、レンズをしていると点眼薬にも制約があったが、気にせず使えるようになった」(30代女性)

など、喜びの声が挙がる一方で、

「常に乾燥気味で目薬から手が離せない」(40代男性)
「眼鏡のわずらわしさから解放されたが、最近視力低下(乱視)が見られるようになった」(40代男性)
「面倒な事が減って快適です。だけど今までは見えていた近くの物がぼやけてしまう老眼が出てきてしまいました」(50代女性)

といった、変化を訴えている人もいるようです。

ちなみに、レーシックの平均費用は23万7288円。選択する術式やオプションによって料金が異なることと、自由診療(保険外診療)のため、同じ術式であっても医療機関によっても費用が変わるようです。1番安い人で5万円、最も高い人は80万円でした。

手術である以上、決してゼロではないレーシックのリスク。快適な日常生活も大切ですが、医師と相談して自分にあった治療法を見つけてくださいね。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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