国内初という男性用婚約指輪「リザーブド リング」が、「婚約指輪ベストチョイス」サイト上で発売されている。男性が自ら購入し、「自分は婚約(予約)済み」と宣言するための指輪だという。
結婚指輪としても使い続けられる
自分用「婚約指輪」、買いたい?
2012年6月1日、販売を始めた。男性がはめる婚約指輪とは耳慣れないが、ニューヨークタイムズの報道(2010年7月30日付)によると欧米では数年前から話題にのぼっているようだ。2009年にイギリスの宝石商・「H.サミュエル」がダイヤモンドを埋め込んだチタン製の男性用婚約指輪を売り出した際のキャッチコピーは「男性用婚約指輪 女性が男性にプロポーズするための」。伝統を見直し、「男性と女性の対等な立場を表現する」アイテムとして支持を受け、いまや「mangagement ring」(マンゲージメント・リング)という呼び名もできている。
一方、日本に登場した「リザーブド リング」は、「自分は婚約済み」と周囲に宣言する目的こそ同じだが、女性が贈るのではなく「男性が自ら購入する」とされる点が欧米とは異なる。販売元は、「虫除け」として婚約者の女性を安心させられるとし、「彼女との絆を重んじる、今どきの男子の決意を込めた婚約指輪」と説明する。
プラチナが13万5000円、ホワイトゴールドが11万5000円という価格設定で、ダイヤモンド(0.07カラット)を埋め込んだデザインを採用している。そのまま結婚指輪として使い続けることができ、トータルでみたときの費用は安くすむそうだ。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。