近年急激に利用者数を増やしているスマートフォン。なんでもできる便利アイテムですが、バッテリーの持ちがよくないのが現状の課題ですよね。20~40代の男女に聞いたところ、半数以上の人が「旅行先」でのバッテリーに不安を感じていると答えました。
出社するまで電池がもたないという人も...
電機メーカーのパナソニックが、2012年5月、20~40代の男女618人のスマートフォンユーザーに意識調査を行ったところ、バッテリーが切れたときに最も困るのは、「人と会う約束があるとき」が約39%と最も多く、次いで「地震などの非常時」(25.1%)、「詳しくない場所を訪問するとき」(13.4%)という結果になりました。
また、「スマートフォンのバッテリーに不安を感じるとき」は、「旅行先」(56.0%)、「詳しくない場所を訪問するとき」(46.8%)が上位でしたが、「移動中(通勤・通学)」(36.1%)や「電車やバスなどの待ち時間」(27.0%)という回答も多く見られました。わずかな隙間時間でさえもスマホが手放せない人が増えていることが分かります。
ちなみに「バッテリーの減りが早いと実感する機能」については、1位が「インターネットサイトの閲覧」で56.0%。2位以降は「You tubeや映画などの動画視聴」(38.3%)、「ナビ・地図」(29.8%)、「アプリ利用のダウンロード」(27.8%)、「ゲーム」(27.0%)と続きます。今の時代、暇つぶしもバッテリー次第なのかもしれません。
震災の影響もあり、「スマートフォンやモバイル端末は、非常時のライフラインだと思う」と答えた人は92.4%にものぼります。いざというとき「しまった!」なんてことにならないように、充電できる街のスポットやモバイル電源など確認・準備しておいてくださいね。
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