高級フルーツといえば、メロンです。イチゴやリンゴなどと違って、メロン栽培の現場に一般人が立ち入るチャンスはめったにないですよね。プロでも高度なテクニックが必要なメロンですが、ベランダや庭で手軽に栽培できる苗が登場しました。
緑のカーテンにするとこんな感じ
名前は「ころたん」。サカタのタネが2012年4月下旬から、家庭菜園に適したミニメロンの苗を全国のホームセンターや園芸店などで販売します。コンテナ栽培で1株につき2~4個、路地栽培なら8~10個の果実が収穫可能。大きさは1個300~500gですが、栽培環境によっては2kgまで成長するとか。しかも、うれしいことに、高級メロンさながらのきれいな網目模様が付きます。
初心者でも育てやすいよう、説明ラベルのほか、ころたん専用サイトを開設。栽培方法や、サカタのタネの社員が自ら育てる栽培日記を掲載し、サポートします。また、サイト上で開催される「マイころたんコンテスト」に参加して、自分で育てたころたん写真を投稿すると、最優秀賞をはじめ入賞者に園芸グッズのプレゼントがあります。
2011年に通販と直営店で試験販売したところ、短期間で約3500ポットが完売したこともあり、ヒット商品になる予感。葉が大きく、元気につるが伸びるので、日差しの強い夏には、「緑のカーテン」としても活躍してくれます。ころたんを育てて、セレブ気分を味わっては?
オープン価格。直営のサカタのタネ ガーデンセンター横浜では1株525円で販売。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。