フローリング、オートロック、駅近、ペット可、駐車場付き...、部屋探しの条件で何を重視しますか? 東京で賃貸物件を検索すると、予算内で希望条件をすべて満たす物件に出合うのは至難の技。そんな中、不動産総合情報サービスのアットホームが2011年12月に、東京23区在住で賃貸物件を探している男女600人を対象に、物件を探す際の「あきらめ」度合いに関するアンケートを実施しました。
現実は4万円分ガマン
新生活を左右する条件設定
理想の物件を借りるためにどのくらいの家賃が必要かという質問では、未婚者の場合、平均12.8万円でした。それに対して、実際の予算の上限は、平均8.9万円。理想と現実のギャップは、金額にして平均3.9万円という結果になりました。ちなみに既婚者の場合は、理想は15.3万円、現実は12.8万円です。
最も重視したい条件は、「最寄り駅からの距離」(72.2%)、「バス・トイレが別」(69.5%)、「2階以上」(47.2%)でした。ただし、予算オーバーとなると、希望条件を減らすほかありません。最初にあきらめてもよい条件は「最寄り駅からの距離」(30.3%)が最も多く、次いで「建物の築年数」(20.3%)がランクイン、ほかの条件を大きく引き離しました。暮らしやすさや安全性を考慮しつつ、「最寄り駅からの距離」を中心に物件探しをしている傾向がうかがえます。
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