さて、彼女たちの憧れのブランドといえば、アンジェリック・プリティ、ベイビー・ザ・スターズ・シャイン・ブライトなどの日本のロリータ服ブランド。双方ともパリに出店しているが、スカートが200ユーロ程度、ドレスは350ユーロ程度と、フランスの若者向けブランドに比べるとかなりお高め。アンジェリック・プリティ・パリの店員に尋ねてみると、「OLのお客もいますが、リセエンヌ達が、親御さんと一緒に来て、誕生日やクリスマス、成績があがった時のご褒美にとねだって買ってもらうパターンが多いですね」。へそ出し、胸開きのセクシールックよりはプリンセス系の方が安心、という親心も働くのかもしれない。
一方、フランス男子はロリータルックをどう思っているのだろうか?そういえば、ロリータたちは女子同士二人、三人でつるんでいることが多く、ロリータファッションのカップルというのは見た記憶がない。今回のサイン会で珍しくBF連れのロリータがいた、しかし彼はGパンにダウンジャケットというフツーっぽいいでたち。彼女のロリータ趣向に関しては「僕はあまり好きじゃないよ。特にパリの街を歩くのには向かないね」、とお気に召さない様子。やはり、女子の世界なのかも。
江草由香
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。
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