「ロードショーが終わってしまったけど映画館でみたい」「昔の映画をスクリーンで楽しみたい」―今回は、大型シネコンや自宅でのDVD鑑賞とは違った映画体験をできる「名画座」を紹介します。
「名画座」とは旧作映画を中心に上映する映画館のこと。通常2~3本立てで上映され、料金も1000円前後と割安なのが特徴です。1000円で2本なら1本あたり500円なので1本だけ見るだけでもお得感があります。上映される作品は、比較的新しいロードショーが終了したばかりのものだったり、過去の名作だったりとさまざま。また、監督や俳優などテーマ別に特集を組むところも多く、それぞれに特色を持っています。
都内には10以上の名画座がありますが、中には会員制度などお得なサービスを用意しているところも。
お得なサービスをチェック!
話題作を2本立てで上映する目黒シネマ(一般1500円)には、5回有料入場すると次の回が入場無料になるポイントカードがあります。
クラシック洋画や時代劇まで幅広く扱う「シネマヴェーラ渋谷」(一般1400円)は、年会費800円~の会員システムを用意。系列のシアター「ユーロスペース」(一般1700円)と共通して利用でき、会員になるとシネマヴェーラでは1000円、ユーロスペースでは1200円で鑑賞することができます(作品によって一部例外あり)。また、8回の上映につき1回無料で入場できる特典もあります。
ミニシアター系作品をメーンに上映する「ギンレイホール」(神楽坂)のサービスは、年会費1万500円のフリーパス。通常は一般1500円なので、年に7回以上行けばお得です。
そのほかにも、多くの名画座では「男女ペア割」や「ラスト1本割」、サービスデー料金などを用意しています。近くの名画座や、好みのジャンルを上映する名画座など、お気に入りの1館を探してみては?
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。