『VOGUE(ヴォーグ)』主催のファッションイベント「FASHION'S NIGHT OUT (FNO)2011」の開催を控えた2011年10月31日、青山で直前記者会見が開かれました。
左から渡辺三津子編集長、冨永愛さん、クリス・ペプラーさん
今年は震災の影響を受け、例年より2か月おそい開催となった日本の「FNO」。来たる11月5日の15時から20時の間は、表参道・青山・原宿エリア一帯がファッション好きで賑わいます。今年は、各国のVOGUE編集長やデザイナーが来日するとあって、さらに注目が集まっています。記者会見に登場した『VOGUE JAPAN』の渡辺三津子編集長は「ファッションの力で震災後の日本を盛り上げたい」と今年のFNOに対する特別な思いを語りました。
その後、編集長と同じFNOのロゴ入りチャリティーTシャツをまとったモデルの冨永愛さんとTV・ラジオパーソナリティのクリス・ペプラーさんが登場。
「ハイファッション(のイベント)ということで」と、ブラック基調のモードファッションにスリーブをアレンジしたTシャツ、スターモチーフのアクセサリーを合わせた冨永さんに対し、ブラックロゴのTシャツにベージュのジャケットと黒のボトムを合わせたクリスさんは、「僕のテーマは"月並み"です」と謙遜して会場の笑いを誘いました。
冨永さんは、「世界中のVOGUE編集長やあこがれのデザイナーに会える機会はめったにないこと」と買い物以外の楽しみも大きな魅力だとし、「楽しいイベントなのでぜひ多くの人に来てもらいたいです」とコメント。渡辺編集長も「FNOはファッションにかかわるすべての人が主役。店の人もお客さんも一緒になって、元気な気持ちになれれば」と話しました。
東日本大震災の影響もあり、例年より力の入ったチャリティーグッズは、FNOロゴ入りTシャツ(レディース・赤とユニセックス・黒の2タイプ)とトートバッグ、FNOのバッジ付きポーチの3種。Tシャツとバッグは2000円、ポーチは1000円で参加店舗の一部や表参道ヒルズ「スペース オー」、スパイラルのほか、ネット上のバーチャルストア「yoox.com」で販売されます。なお、利益は「認定NPO法人 国境なき子どもたち」の東日本大震災復興支援活動と、地元・表参道のケヤキ並木の保護や清掃活動を行う「ケヤキ基金」に寄付されます。
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