温かい飲み物が恋しくなるこの季節。カフェで一息つくのもいいけれど、家でゆっくりとおいしいコーヒーでも飲めたら・・・と思う人も少なくないはず。自由が丘からほど近い、九品仏駅から徒歩8分のところにあるデザインショップ「D&DEPARTMENT PROJECT TOKYO」では2011年9月29日から11月1日まで、日本全国のつくり手のマグカップを集めた「珈琲の器」展を開催しています。
器と一言でいっても素材から色まで多種多様です。北海道の高橋工芸からは、道内に自生する「セン」の木を使った「KAMI GLASS」(2730円~)が登場。木目が美しく、軽くて口当たりが柔らかいのが特長です。三濃焼の産地である岐阜県からは、薄さ1ミリの「スキトオ」(1680円~)が紹介されています。製作した丸直製陶所は、100年にわたって輸出用の磁器をつくってきたメーカーです。
お店では長野や静岡、大阪など各店のスタッフがオススメする地元コーヒー店の豆も販売しています。東京店のパティシエが考案したコーヒーに合うスイーツや、コーヒーグッズなども。なお、ネットショップでは11月17日まで取り扱っているので、お店にいけない人でも購入可能です。
デザイナー・ナガオカケンメイが2000年に始めた「D&DEPARTMENT PROJECT」は、デザインとリサイクルが融合した新事業です。日本各地の"ロングライフデザイン"の家具や生活雑貨、書籍、ユーズドなどを幅広いアイテムを発掘・提案しています。また、「60VISION(ロクマルビジョン)」と題してカリモクやイトーキなど複数のメーカーとともに60年代デザインの復刻版商品をプロデュースするなど、単に販売だけにとどまらない「デザインネットワーク作り」を行っています。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。