港区元麻布にある迎賓館赤坂離宮が、2011年10月28日から11月6日まで、一般公開されます。
迎賓館を見学できる!
もともと東宮御所として、明治42(1909)年に建設された日本で唯一のネオ・バロック様式の西洋建築物です。フランスのヴェルサイユ宮殿、ルーブル宮殿、イギリスのバッキンガム宮殿を参考にされたと言われ、ゴージャスな装飾の一つひとつが細部までこだわって作られた芸術品。よく見ると、菊の御紋章や鎧兜など、日本らしいモチーフが使われています。
一時は、国立国会図書館として利用されていたこともありますが、現在は外国の国王、大統領、首相などが、宿泊や晩餐会、会談などに利用するので、厳重なセキュリティの下で運営されています。
参観できるのは、20000人です。申し込み方法は、官製郵便往復はがきに、(1)参観希望日(2)氏名(フリガナ)(3)生年月日(4)性別(5)郵便番号(6)住所(7)電話番号を記入してポストへ。1枚のはがきで2人まで申し込めます。9月2日必着。あて先は、「〒119-0303 日本郵便赤坂支店留め 迎賓館参観係」です。
ちなみに、クラシックのBGMと解説が付いたPVを内閣府が制作し、政府インターネットテレビで公開しているので、予習もできます。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。