一部の地域でしか使えなかったIC乗車券の利用可能エリアが広がります。
JR5社と首都圏、北海道、中部、関西、福岡の私鉄など11社は、2011年5月18日、IC乗車券の相互利用に合意したと発表しました。実現するのは2013年春からです。
相互利用が利用可能になるのは、「PASMO」(パスモ)、「Suica」(東日本旅客鉄道)、「Kitaca」(北海道旅客鉄道)、「manaca」(名古屋交通開発機構、エムアイシー)、「TOICA」(東海旅客鉄道)、「PiTaPa」(スルッとKANSAI)、「ICOCA」(西日本旅客鉄道)、「はやかけん」(福岡市交通局)、「nimoca」(ニモカ)、「SUGOCA」(九州旅客鉄道)の10種類のIC乗車券です。
これにより、北海道から九州まで、149事業者の鉄道・バスが利用できるようになります。ただし、PASMOを利用して東京から大阪まで移動するなど、エリアをまたいで利用することはできません。
PiTaPaをのぞく9種類は、加盟店での買い物をする際、電子マネーとしての利用も可能です。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。