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ネットリサーチのアイシェアは2010年12月17日、20~30代の結婚願望のある未婚者568人と既婚者572人を対象とした、家計管理に関する実態調査の結果を発表した。
既婚者の49.5%が「共働き」をしていて、未婚者でも男性の85.3%、女性の80.3%が、結婚後は「共働き」になるだろうと予想している中で、相手の収入を把握している人は、既婚者の77.7%、恋人のいる未婚者では51.7%だった。また、貯蓄額を把握しているという人は、既婚者の41.1%、恋人のいる未婚者の25.6%と半数以下だというのが現状。それに対し、夫婦はお互いの収入や貯蓄を知るべきだと答えた人は、未婚者の65.5%、既婚者の50.2%で半数を超えていることから、それなりの関心を持っていることはうかがえた。
また、カップルや夫婦間で「お金」の問題でケンカになったことはあるかを聞くと、恋人のいる未婚者は6.5%だったのに対し、夫婦間では26.4%という結果に。その原因は「生活費の使い方」(58.3%)、「お小遣いの金額」(28.5%)、「毎月の貯金額」(20.5%)だという。ちなみに女性の場合、「借金の発覚」(22.7%)が、男性のそれ(6.6%)よりも多かったのでご注意を。
このような現状からか、みずほ銀行では結婚前後の若年層に向けて、Webサイト上で「家計の管理」に関する情報を公開しているほか、お金の流れや人生観などをシミュレーションできるコンテンツ「おうちのおかね」をオープンしている。家計の管理は結婚後の生活設計に有効な手段かもしれない。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。