みんなが選ぶ「今年の漢字」予想 2016年こんなこともありました

どんな漢字が浮かぶ?
世相を表す「今年の漢字」。
毎年、清水寺での発表がニュースなどで報じられ、その年を振り返るいい機会になっていますね。
「今年の漢字」を企画している公益財団法人 日本漢字能力検定協会では、2016年12月5日まで「2016年の世相を表す漢字一字」を募集しています。
さて、2016年はどんな1文字になるのでしょうか?
SNSでは、すでにユーザーがたくさんの候補を投稿されているので紹介します。思いつきそうなものから並べてみました。
2016年に起こったたくさんの出来事を振り返りながら、見ていきましょう。
やっぱりソレが浮かぶよね...

不倫の印象が強い
1.「倫」
やはり「今年の漢字」と言われて最初に浮かぶのはこれでしょうか。
ベッキーさん&川谷さんをはじめ、とにかく明るい安村さん、宮崎謙介元衆議院議員、ファンキーモンキーベイビーズ加藤さん、落語家・円楽さんなど枚挙に暇がありません。
SNSでも「思えばゲスの話題ももう数ヶ月で一年なんやなと思うと、今年の漢字はもはや倫しかないか」なども声があがっていて"ゲス不倫"の印象が相当強かったことが読み取れます。

確かにニュースが多かった
2.「都」 舛添前都知事が公費私的流用問題で辞任。後任を決める都知事選ではタレントの石田純一さんが立候補するかで話題になりました。結果としては、小池百合子都知事が当選・就任。その後も、豊洲市場を巡る問題など「東京都」に関する出来事が多く起こりました。地方の人はうんざりしてしまうほど、東京のニュースが多かったかも。

いろんな意味で揺れました
3.「揺」 4月に起こった熊本地震、10月の鳥取県中部地震など、地震災害が多い年でもありました。そのほか、イギリスのEU離脱や東京オリンピックの競技場問題、天皇の生前退位、SMAPの解散など各方面で「揺れる」ことが多い年でもありました。
「熊本、鳥取での地震を主に日本全国で見ても大きい地震が目立ってる。さらに不倫で男女間の関係の揺れ動く感情...」という声も。確かに感情が揺れ動く"不倫報道"は多かったですね。ここでも不倫が浮かびます。

なぜこんなに重なった?
4.「高」 強姦容疑で逮捕された高畑裕太さんとその母親高畑淳子さん、覚せい剤所持容疑で逮捕された高知東生被告とその元妻高島礼子さん、大麻所持容疑で逮捕された高樹沙耶容疑者など「高」が苗字につく有名人が関わる事件が多く起こりました。ここまで重なると怖いです。

なるほど...!
5.「赤」 プロ野球広島カープの25年ぶりのセ・リーグ優勝、NHK大河ドラマ「真田丸」のヒット、サッカーでは浦和レッズの優勝、アメリカ大統領選での共和党の勝利など、赤い陣営が躍進しました。 特にカープファン、レッズファン、真田丸ファンなど各ファンからは強い支持を集めています。
紹介したのはほんの一部の漢字のみ。他にもたくさんの候補があがっています。
例えば、カープファンからは「鯉」という漢字もあがっていました。それに対抗して(?)日本シリーズを制した日本ハムファイターズを引き合いに「公」をあげている人も。ここまで来ると"大喜利"ですね。
ちなみに記者のイチオシは「穴」。
ボブ・ディランさんのノーベル文学賞受賞、トランプ氏の大統領選勝利、博多の陥没事故など「穴」が目立った年だったと思います。(後半の出来事に偏っていますが...)
みなさんが考えることしの漢字はなんですか?
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。