お盆休みも終わりましたが、皆さん、今年もお墓参りに行きましたか？　ご先祖様のお墓はさておき、自分のお墓について、興味深いアンケート結果がでました。

保険ショップ「保険クリニック」の調査によると、40歳以上の既婚女性の4人に1人は「配偶者と同じお墓には入りたくない」と考えているようです。

「お墓はいらない」「散骨してほしい」の声も

「配偶者と同じお墓に入りたいですか」の質問に、「入りたい」と答えたのは男性89.4％、女性73.6％。大半の男女は「配偶者と同じお墓に入りたい」と考えていますが、「同じお墓に入りたくない」と考える女性は男性の約2.5倍もいることになります。

女性側から入りたくない理由として挙がったのは、「死んでまで一緒にいたくない」など。あまりにストレートすぎるダメだしは、容赦なく続きます。「義父母も一緒だから」「自分の両親と入りたい」など。中には「お墓はいらない」「散骨してほしい」といった回答も寄せられました。

「お墓は準備していますか」という質問に対しては、「先祖代々のお墓がある」と答えた人が52.6％と半数以上を占めました。続く2位に選ばれたのは、「購入しない」（28.2％）。先祖代々のお墓がない人の約6割を占めました。以下、「これから購入予定」（10.2％）、「生前に購入した」（9.0％）となっています。

「自分がしたい葬式」のトップが家族やごく親しい人だけで行う「家族葬」（57％）だったり、「霊園・共同墓地」（43.2％）が最も多かった希望の墓、埋葬方法でも「散骨」「樹木葬」の合計が31.0％となったりするなど、お葬式や埋葬形態も人それぞれとなっているようです。

調査方法　2015 年8月4日～8月5日、40歳以上の男女500人（男性250人、女性250人）を対象に葬式、墓についてWebアンケート

＊ 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。