夏は出会いの季節というものの、気になる数字がニュースになっています。
「交際相手いない若者、男性6割・女性5割」
2013年版の厚生労働白書案による数字なのですが、ニュースの見出しの数字よりも実情はもっとシビアで「異性の交際相手も友人もいない割合は男性で約6割、女性で約5割に上っている」とのこと。
女友達と集まれば
「男トモダチはいるけど、それだけ」
「飲み会して仲良くはなったけど発展しない」
「わざわざ男トモダチを失うリスクを負ってまで頑張りたくない」
なんて話を聞くことが多いので、「男トモダチさえいない」というのは少しオーバーか間違いではないの? と驚きました。いずれにしても、男トモダチというのは作ることも大変な、失いがたい存在になっているということなのですね。
趣味や婚活に走るのは間違い?
さて、恋愛をしたい、結婚をしたいという話題の中で頻繁に目にするアドバイスが「趣味を見つけてそこから仲よくなろう」「まずは出会いを増やそう」というもの。間違いとは言いませんが、実はもっと身近にやってみることがほかにあると思います。それは、「仕事に打ち込む!」ということ。
私の周りには、「仕事を通じて知り合った人と結ばれた」というカップルが本当にたくさんいます。仕事というと、社内恋愛をイメージしがちですが、むしろそれは少数派。取引先というケースもありますし、業界の勉強会や読書会、スキルアップのために行ったセミナーなどさまざまです。
今や結婚後も働いてほしい、と考える男性は8割もいるとのこと。趣味や婚活に夢中になっていて、仕事には消極的。ときには男性に「仕事辞めたい」なんて結婚願望を見せる...そういう女性を前にして守ってやろう! と男性が思う時代は終わったのではないでしょうか。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。