"胃腸"は第二の脳とも言われる身体全体の調子を司る大切な器官ですが、ストレスや疲れにとっても敏感。「なんだか元気が出ないなぁ」という時は、もしかしたら胃腸の不調が原因かもしれません。
女性は「同僚との人間関係」の影響も大きい?
20~59歳のビジネスパーソン1000人を対象にしたアンケート調査によると、最近胃腸に不調を感じているという人は全体の44.5%。男女で比較してみると、男性よりも女性のほうが胃腸不調を感じている割合が前年代で高く、特に20代女性では約6割が「あてはまる」と回答しています。次に、不調を感じているという445人に、何が原因となっていると思うか質問したところ、85.8%の人が「ストレス」と答え、圧倒的トップに。2位は「睡眠不足」(54.8%)、3位は「不規則な生活」(43.1%)という結果になりました。
胃腸不調の最大の原因「ストレス」は、「上司との人間関係」(45.7%)や「待遇・評価」(38.7%)、「同僚との人間関係」(33.5%)などから発生しているよう。特に「同僚との人間関係」では、男性では24.2%だったのに対し女性は42.8%と2倍近い開きがありました。女性は上司・部下といった仕事ならではの関係性だけでなく、同僚との関係性の中でも気疲れしている傾向にあるようです。
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