フランスの女性誌「マリ・クレール」日本版が2012年7月、中央公論新社から復刊されます。書店での販売ではなく、原則として首都圏エリアの読売新聞購読者のみに年12回宅配されます。
1937年に誕生した「マリ・クレール」はフランスをはじめ、イタリアやイギリス、アメリカなど世界34か国で発行されている女性ファッション誌。日本では1982年に登場し、よしもとばななさんの代表作「TUGUMI」の連載など、ファッションだけでなく文芸や映画批評などのカルチャーも取り入れた女性文化総合誌として2009年まで発行されていました。
そして、日本で発行されてから30周年にあたる今年、約3年ぶりの復刊が決定。32~40ページからなる誌面は、日本で編集する記事と海外版の翻訳で構成されたオールカラー版です。発行部数は約43万部で、読売グループのマーケティングデータをもとに選ばれた首都圏エリアの購読者に新聞とあわせて宅配されます。(購読料など別途料金は不要)。部数については今後、徐々に伸ばしていくとのこと。なお、発刊時には誰でも見ることのできる公式サイトもオープンする予定です。
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