帝国ホテル本館3階富士の間で、2011年5月15日、有名ホテルのカレーが食べ比べできるグルメイベントが開催されます。料理ボランティアの会が主催する「カレーで元気になろう!~おいしく食べてチャリティ~」と名づけられたブッフェ形式の食事会です。
メーンとなるカレーは、5軒のホテルから6種類、帝国ホテルの「野菜カレー」、ホテルオークラ東京の「ビーフカレー」、ホテルニューオータニの「グリーンカレー」と「レッドカレー」、ホテルメトロポリタン エドモントの「シーフードカレー」、グランドプリンスホテル高輪の「カルカッタカレー」が登場します。栃木で採れた野菜のサラダなど、ほかのメニューもあります。
この日はデザートも特別。帝国ホテルの望月完次郎さん、ホテルニューオータニの中島眞介さん、ホテルメトロポリタン エドモントの石田日出男さん、「パティシエ イナムラショウゾウ」の稲村省三さん、「パティスリー タダシ・ヤナギ」の柳正司さんの5人のシェフパティシエがディスカッションして企画したケーキを、帝国ホテルで製作。他ホテルの料理人が、キッチンに入って作業するのは異例です。
別料金で、すきやばし次郎の小野二郎さん本人が握るこはだ、かんぴょうまき、サルヴァトーレ・クオモのパスタ、麺屋武蔵の「夢のコラボラーメン」なども登場します。
参加は先着400人限定で、Webからの事前申し込みが必要。1人5000円で、うち2000円が義援金として、東日本大震災の被災地へ寄付されます。人気のチャリティーイベントだけに注目度も高く、4月26日17時現在で200人以上の申し込みがあるそう。気になる方はお早めに。
料理ボランティアの会は、04年に発生した新潟県中越沖地震の約半年後に、「料理界でも何か応援を」という料理評論家の山本益博さんの呼びかけで始まりました。有名ホテル、有名店の料理人、パティシエが参加するドリームチームです。これまで災害があるたび、「美味しいものを食べて元気を出して下さい」を合言葉に、被災地で本格的な料理を提供するとともに、都内でチャリティーイベントを行ってきました。
結成当時、新潟で開催した食事会
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。