2023/12/ 9

手についた魚のニオイが...一瞬で消えた!NHK番組で紹介の裏ワザ、試してみたらガチでした。

我が家はみんな魚介類が大好き。旬のブリを手ごろなお値段で手に入れたので、ブリ大根を作ることにしました。しかし、調理する身として気になるのが、手に付く魚独特の生臭さ。石けんで洗っても落ちきらず、その後、手を拭いたタオルなどにもニオイがうつってしまうこともありますよね。

そこで、『探検ファクトリー』(NHK総合)のシステムキッチン工場の回(2023年10月28日放送)で紹介された裏ワザを試してみることにしました。

その方法はいたってシンプル。魚を触った手を水で濡らし、ステンレス製のキッチンシンクにすりすりしてから洗い流すだけ。出演していたお笑いコンビ・中川家とお笑いタレントのすっちーはその結果に驚いていましたが、果たして本当に効果があるのでしょうか?

ニオイが消えたワケは?

調理の下ごしらえ段階でブリを触った手を洗い流してみましたが、やはり臭い。「やったー!今夜はブリ大根?」とそばで喜んでいた娘(10)の鼻先に手を出すと、「くさ!!」。夫と息子(6)にも同様にニオイを嗅がせると、2人とも眉をしかめ、声を揃えて「うわ!」。おい、ブリに失礼だぞ。

唯一、我が家の猫・風太くん(2)だけは喉をゴロゴロ鳴らして喜びを表現していました。

「めっちゃええにおいする~」

ではさっそく実験開始。濡れた手のひらをシンクにすりすりしてから再び家族に手のニオイを嗅がせてみると...。

半信半疑でしたが...。

娘は「え?すごい!これ、誰が考えたの?」と、その結果に目を丸くしています。夫も息子も「消えた!」。そうなんです。消えちゃったんです。あのニオイが!(代わりにかすかに金属臭がしましたが、水で洗い流したらそれもすぐなくなりました)。

風太くんは、ブリのニオイ(風太くん的には「香り」ですね)に反応してずっと私の後をつけ回していましたが、改めて手を差し出すと。「...なんか用?」って感じの表情をした後、おもむろに頭をかき出しました。ゴロゴロもペロペロもなし。すごいですね。

完全に無反応。

「誰が考えたの?」という娘の疑問に答えるために調べてみると、これは魚の生臭さの原因となるアミン類という物質が金属イオンに触れることで水に流れやすくなるから...ということらしいです。つまり、化学反応ですね。

重要なのは、水と触れ合わせること。つまり、乾いた状態ではなく、水で濡らしてから擦り付けることが大事だそうです。

シンクの代わりに蛇口に触れることでも同じことが起こるようです。また、ニンニクやタマネギなどのニオイ取りにも効果があるそうですよ。調理中に気になる手のニオイがこんなにすぐそばにあるもので簡単に落とせるなんて!

その後のシンクや蛇口の掃除はきちんとしないとですけどね。

筆者:フリーランスライター ピノコ
2児の母。美味しいお酒とおつまみレシピ、そして子供も大人も一緒に楽しめるレシピを日々探求しています。特技は英語、英会話。趣味は水泳、海外ドラマとドキュメンタリー鑑賞。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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