2023年6月30日、玉泉湖畔氷室小屋(金沢市湯涌町地内)で「氷室開き」が開催されます。
「湯涌氷室まんじゅう」の販売も
「氷室開き」は、江戸時代、加賀藩が徳川家に氷を献上していたことに由来する伝統行事です。
江戸時代、氷は非常に貴重で、冬になると「氷室小屋」と呼ばれる貯蔵庫に雪を詰め、氷を保管していました。旧暦6月1日を「氷室の朔日」と呼び、保管していた雪氷を切り出して、徳川家に氷を献上していたのです。
これを再現した催し「氷室開き」が、毎年この時期、湯涌温泉にて行われています。氷室小屋で仏事の後、雪氷は薬師寺へ奉納されます。「氷室まんじゅう」の販売などもあります。なお新型コロナウイルス感染拡大防止のため、「氷室酒」のふるまいと「氷室そうめん」販売は行われません。「湯涌氷室まんじゅう」の販売は、持ち帰り用のみとなります。
開催時間は10時からです。
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