辛酸なめ子の東京アラカルト
漫画家・コラムニストの辛酸なめ子さんが注目する東京のお出かけスポットやイベントを紹介。辛酸さんならではの視点、現地でのエピソードに思わずニヤッとしてしまいます。
2023/2/ 7

【辛酸なめ子の東京アラカルト#69】八重洲にお米への意識が高まる新施設がオープン

米は日本の心......そんな思いを再認識できる複合施設「YANMAR TOKYO」が東京・八重洲にオープンしました。

美容好きとしてはつい美顔器のヤーマンと混同してしまいそうになりますが、ヤンマーはディーゼルエンジンや農業機械のリーディングカンパニーです。

そのヤンマー東京ビルをリニューアルし、商業施設を併設。最近八重洲には「バスターミナル東京八重洲」がオープンしたり活気づいています。

ブランド米はボトルに入れられて販売

ヤエチカを通って「YANMAR TOKYO」のビルに入ると、ヤンマーが支援しているスポーツについての展示コーナーが。マリンスポーツからサッカーまで多岐にわたる協賛活動をしているのを知りました。選手はお米を食べてスポーツに励んでいるのでしょうか。

(吹き抜けの「HANASAKA SQUARE」は、この近辺のオフィスの人にとって貴重な休憩スポットになりそうです。写真は休日の風景です)

その横には「HANASAKA SQUARE」という椅子やテーブルが置かれた吹き抜けのスペースがあり、休憩できるようになっていました。

最近できたばかりの施設なのに、お弁当など食べてくつろいでいる人々が。まるで昔からここに通っているようなリラックスムードでした。

お米に関する施設なので、自然に食欲が活性化するのかもしれません。

地下には海苔弁のテイクアウトのお店「海苔弁 八重八」が入っています。羽釜で炊かれたお米や発酵にこだわった副菜など、1300円~1500円という価格も納得のクオリティを感じさせます。

2階には小山薫堂氏監修のお米を楽しむイタリアンレストラン「ASTERISCO」もあり、米のポジティブスパイラルが。高級なお米を瓶詰めしてワインのように販売する「KOME-SHIN」の「RICE TERROIR」は、ありそうでなかったコンセプトです。

(瓶詰めの高給なお米が販売されている「KOME-SHIN」。おにぎりもさり気なく販売)

コシヒカリやヒノヒカリ、あきたこまちなどのブランド米がボトルに入れられて販売。一瓶1600円以上なので、特別な日のごはん用でしょうか......。

(酒粕アイスは二種類で350円。ノンアルコールと、アルコール入りにわかれています)

一階の路面店「SAKEICE Tokyo Shop」では日本酒入りのアイスが楽しめます。会社帰りに一杯のかわりに、日本酒アイスを食べるのもおしゃれです。

 

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

[続き]農家さんへの感謝と食欲が湧き上がる学びのコンテンツ
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