全国のイオン、イオンスタイル等約360店舗では、2022年12月26日から「福袋」や「福企画」といった年末年始に向けた商品を本格的に展開しています。
今年も福袋の販売をはじめ、年末年始ならではのご馳走商品やお得企画が盛りだくさん。注目ポイントを解説します。
消費の二極化に対応
今年は円安や物価高など経済環境が激変したことで、"消費の二極化"が鮮明になっています。
「"価値ある"商品と、"節約"しながら楽しく過ごせる商品を取りそろえました」(イオンリテール担当者)と言うように、12月26日に都内の店舗で行われた「年末商戦、初売り準備風景撮影会」では、お正月ならではの贅沢感とコスパ重視、両軸での商品展開が目立っていました。企画数は204あります。
売り上げは、店舗とEC販売あわせて前年比105%を目標。EC販売にも注力しており、12月26日~1月10日の期間で、前年の約3倍の売上を目指します。
広報部の担当者によると、昨年は贅沢なごちそう商品を中心に扱っていたそうですが、今年は「お得」を意識した企画もメインに展開。
たとえば「詰め放題企画」もその一例です。23年1月1日からは「タオル詰め放題」を実施するほか、甘栗やみかんといった「果実・野菜詰め放題」も元日限定で行われます(※限定店舗のみ)。
また、コスパ重視という意味では「イベリコ豚超うす切り盛り合わせ」(360g/1080円)も挙げられるでしょう。360gで1080円はお得といえそうです。
一方、贅沢品では、「ボイルたらばがに」(1kg1万7064円)や、海鮮素材を贅沢に使った15本入りの「皆で食べる海鮮贅沢パーティ手巻き」(2678円)などがラインアップ。年末年始ならではの特別なご馳走として、消費者の目を引きます。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。