業務スーパーでは、ときどきちょっと珍しい調味料を見かけることもあります。
激辛には目がない筆者は、2022年11月下旬「赤い辛撃 しびれのふりかけ」を発見し、ついパケ買いしてしまいました......。
パッケージから伝わる、辛そうなふりかけ。いったいどんな味がするのでしょうか。
今回は、「ココイチ8辛食べられる」筆者が実食して、辛さレベルをレポートします!
辛撃のインパクトがすごい
「赤い辛撃 しびれのふりかけ」は、2022年に発売されたばかりの新作。製造は中国で、神戸物産オリジナル商品です。
"辛撃(しんげき)"という2文字の印象が強く、パッケージからはただならぬ辛さが伝わってきます。
辛撃シリーズは2種類あるのですが、今回は瓶詰めのふりかけバージョンを購入。価格は税込267円。ひと瓶に90gたっぷりと入っています。
スーパーで売っている瓶詰め調味料と比べても、それほど高くはありませんね。
開封してみると、スパイスが混ざった複雑な香りがいっきに広がります。唐辛子、ガーリックを主体に、時折生姜の香りもします。
パッケージ裏に記載している原材料を見てみると、
「フライドガーリック、オニオン、唐辛子、ローストピーナッツ、ごま、クミン、花椒、ウイキョウ、生姜、コリアンダー」
といった、さまざまな具材が使われていることがわかります。
どおりで複雑な香りがするはずです。
ふりかけ自体は、食べるラー油のようなオイルっぽさはありません。ただ、ふつうのふりかけよりは水分を含んでいて、ソフトタイプのふりかけに近いと思います。
まずは、そのままパクリ!
口に含んだとたん、ザクッ!!!っと軽快な音とともに、唐辛子のヒリリとした辛さがぶわ~っと広がります。そして追いかけるように、カレーに近い風味が口の中に広がり、そして残ります。
唐辛子と花椒以上に、"クミン"の存在感が強いでしょうか。
スタートダッシュが早く後引く辛さを楽しめますが、最後に余韻として残るのは、完全にカレーです。
"カレー味のふりかけ"と言われても、違和感はないかもしれません。
「ふりかけ」というくらいなので、ごはんとの相性も試しておきたいところ。炊きたてのごはんに、「赤い辛撃 しびれのふりかけ」をどっさりかけていただきます。
シビ辛テイストのふりかけが、ごはんの甘みをより引き立ててくれて、お箸がとまりません!
ご飯と一緒に食べると、ふりかけの辛みがやわらいで、筆者的には"ちょい辛"くらいのレベルになりました。
見た目も唐辛子ふりかけっぽいのですが、ごはんと合わせてもやはりカレーの風味が強いです。言うまでもなく、ごはんとの相性は抜群です!
ふりかけとして食べるなら、辛撃(しんげき)という商品名ほど辛みは強くないなというのが、正直な感想です。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。