普段はオーブン料理や蒸し料理、落し蓋などに使うクッキングシート。
自宅に常備している人も多いと思いますが、使い方次第では、今よりもっと幅が広がる便利なアイテムなんです。
今回は、調理の際にちょっと役立つクッキングシートの使い方を2つ紹介します。
洗い物の手間が省ける
ひとつめが、おろし器の上にクッキングシートをかぶせて使えば、本体をほとんど汚さずに食材をすりおろせるというものです。
この方法は、2022年4月に放送された「あさイチ」(NHK)でも紹介されました。
SNS上にも試した人から「楽だったよ~」「最強すぎる」「スーパーライフハックでは?」といった書き込みがあります。
今回はおろし器とクッキングシートを用意し、生姜をおろしていきます。記者は、両面シリコーン加工されたクッキングシートを使いました。
まず、おろし器のサイズに合わせて、クッキングシートを切ります。
そして、おろし器の上にクッキングシートをのせ、そのまま生姜をすりおろしていきます。
本当にすりおろせるのかドキドキしましたが、やってみると意外なことにするするすりおろせました。
1枚紙をかぶせているだけで、食材は容器の下に落ちず、シート上にたまっていきます。
見ての通り、しっかり生姜がすりおろせました。
生姜がかたかったので、やや強めの力でゴシゴシおろしても、シートは破れる気配ゼロでした。
すりおろしたら、クッキングシートからそのまま薬味皿にうつせますし、料理に添えられますね。
使用後
おろし器の本体に少し生姜が付いていましたが、さっと拭き取るか軽く洗い流せばすぐにきれいになる程度です。
これは知っていて損はなしの知恵ですね。おろし器を使うと、食材が細かい穴に詰まって洗うのが大変ですが、これなら面倒な洗い物の手間が省けそうです。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。