2021年7月17日から9月1日まで、北海道立近代美術館(札幌市中央区北)にて「へそまがり日本美術 禅画からヘタウマまで」が開催されています。
徳川三代将軍・家光の作品も
中世の禅画から現代のヘタウマ作品まで、日本の美術史上に点在する「へそまがりな感性」に着目し、「稚拙」や「素朴」、「苦み」や「おとぼけ感覚」といったテーマで約100点を紹介。常識を疑い、平凡さを超える力を与えてくれる展覧会です。お世辞にも上手いとは言えないけれど独創的な絵を描いた徳川三代将軍・家光や、突拍子もない造形を生み出す奇想の画家・伊藤若冲。近代芸術家として名高くも、じつは「おとぼけ感覚」で笑いを誘う萬鉄五郎など......中世から現代にいたる「へそまがりな感性」の所産を紹介する同展は2019年春、東京で開催されて大きな反響を呼び、巡回を熱望する声が絶えませんでした。初めての巡回先となる今回は、蠣崎波響や片岡球子など北海道ゆかりの作品も加わります。
料金は1600円。開催時間は9時30分から17時までです。7月23日から8月27日までの期間の金曜日は、夜間開館のため9時30分から19時30分も開館。新型コロナウイルス感染拡大防止の為、開催日や時間が変更になる場合がありますので、最新情報は公式サイトで確認してください。
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