2021年3月下旬、都内ダイソーで「すぐわかる! Excel 2019」という学習本を発見。
手に取ってみると、写真付きでわかりやすく、税込110円とは思えないほどしっかりした内容でした。
80ページ
「すぐわかる! Excel 2019」は、Office2019、Microsoft365に対応したダイソーのパソコンブックシリーズのひとつです。第1刷発行は2020年11月。
内容は、エクセルの代表的な表計算の仕方やグラフ作り、印刷方法などの項目を立てた5つの章立てに、付録でインストール/アンインストールまで押さえた構成となっています。
解説以外に、ポイントや注意点を紹介した「メモ」やちょっとした応用を教えてくれる「ステップアップ」、知っ得な「豆知識」といったアドバイスも充実。
また、表紙に「かんたん基本徹底マスター」とあるように、キーボードやマウスの説明からOffice2019とMicrosoft365 Personalの違いまで、5ページ分の「事前知識」も用意されています。
関数やピポットテーブルといったテクニックはなく、あくまで「基本」の内容ではありますが、見栄えのいいグラフの作り方や、Excelで利用頻度が高い四則演算やグラフ作成の基本と実践が、これ1冊でわかるのはいいですよね。
オールカラーで実際のエクセル画面を使った説明でわかりやすく、エクセルにかかわる基本がつまっています。
基礎の基礎ではありますが、1番使うところに絞ってある感じでしょうか。また、エクセル2019での仕様変更を確認できる点は助かると思います。
サイズはB5判で80ページ、厚さは5mmほどとスリム。普通紙のせいか重くは感じません。自宅とオフィスで持ち歩くのもラクチンそう。
最新版を買うのにためらいがあっても、100円なら買うハードルが下がりますね。
新年度、仕事で使うことになりそうな人や、新しいことをはじめようと思っていた人にもおすすめです。
Word(ワード)版も出ているので、あわせてチェックしてみて。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。