2021/2/ 1

今年ヒットしそうな漫画は?みんなが選んだ「電子コミック大賞2021」

国内最大級の電子書籍サイトであるコミックシーモアで「みんなが選ぶ!!電子コミック大賞2021」が開催され、みんなが選んだ2021年にヒットしそうな電子コミックとして、各ジャンル計13作品が、2021年1月19日発表されました。

大賞は...

「電子コミック大賞」では、マンガのネクストブレイクを読者と出版社とともに選ぶ取り組みをしており、今回選ばれた作品はどれも、激変した社会に生きる人々にとって癒しや励ましや学びを与えてくれるものばかり。

13作品の中からいくつか、受賞コメントととともに紹介します。

男性部門賞:「私の少年」(講談社)/高野ひと深

「読者の方が人生のどこかで、ふと『あの人、今何してるんだろうなあ...』と、思いを巡らせてしまうような、そんな登場人物を生み出せたらいいなと思いながら、漫画と向き合って参りました。キャラクターたちを通して、どなたかの人生に少しでも関われたのなら嬉しいです」

女性部門賞:「の、ような」(芳文社)/麻生海

「漫画を描いていて、ここまで沢山の方に読んで頂いたことが無いので、少し緊張して描くことになりそうです。この作品は私の予測していたものと違う感想が来て『なるほど、そんな捉え方もあるのか...』と驚かされたりしているので読んで頂いた方が好きなようにとらえて、楽しんでいただけたらいいなと思っています」

異世界コミック部門賞:「異世界に救世主として喚ばれましたが、アラサーには無理なので、ひっそりブックカフェ始めました。」(小学館)/和泉杏花 近江谷 桜田霊子

「読書中に穏やかな気持ちになれて、少しの切なさやときめきも感じられる。そんな異世界での優しい日々を、と思い書き始めました」(原作:和泉杏花)
「読みやすさとトキメキ重視で構成しています。忙しい日々の息抜きに、読んでホッとできるような漫画となっていますように!」(構成:近江谷)
「素敵な賞をありがとうございます!この作品に携われて幸せです。これからも作品の世界観を意識して絵を描いていきたいです!」(作画:桜田霊子)

そして、今回みごと大賞に輝いたのは、「十億のアレ。~吉原いちの花魁~」(ソルマーレ編集部)でした。

宇月あい先生から、こんなコメントが届いています。

「大好きな吉原の世界を現代モノで描きませんか?と言われて、最初はシンプルに『嫌だ!』と思ったのをよく覚えています。結果的に描く事になったのですが、描いていく内にむしろこっちが描きたかったのではないかと思う程楽しくて、人の提案を取り入れて描く事で得られる新しい出会いの喜びを知ることが出来ました」

そのほか、各部門から注目作品が集まっていますよ。詳細は特設サイトから。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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