コロナ禍による外出自粛やテレワークの増加でコスメへのニーズが下がったとは言われていますが、敏感肌の女性の約2人に1人は、普段のスキンケアに加え、エステや歯のホワイトニングなど+αの美容を実践していたようです。
持田ヘルスケアが、敏感肌の20代・30代の女性を対象としたアンケート(※)でわかりました。
他人に知られずにケア
アンケートによると、2020年にエステや美容皮膚科受診など積極的な美容を実践した人は約半数の46.4%。具体的には、顔の脱毛やピーリング、フェイシャルエステ、まつげエクステ、歯のホワイトニング、シミやそばかすの除去などが挙げられます。
理由を聞くと、「見た目をよくしたい美容意識が高まった」(42.2%)、「素肌をよい状態に保ちたい素肌意識が高まった」(41.4%)という意見の割合が高くなっています。
また、「コロナ禍でいつもより時間があった」(28.0%)、「コロナ禍で人と会う機会が減ったので、他人に知られずにケアできると思った」(12.5%)というコロナ禍による状況変化によると答えた女性も多く、あまり人と会わない「今のうち」に試してみようと考えたようです。
こういった普段はあまり行わない美容を行った女性(220人)の1年間にかけた美容費用は平均6万4032円。上記のような美容を行わなかった女性(481人)の平均金額は3万2184円。約2倍の差がでました。
今年は、withマスクの年。アンケートに回答したうちの8割が「素肌を整えることの重要性を例年以上に感じた」とこたえており、例年以上に素肌ケアが高まった年であることが明らかになりました。
(※)調査概要::2020年10月30日~11月1日、敏感肌症状のある全国の20代・30代の女性500人に対しアンケート調査
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。