2020/11/ 5

コロナ禍で「住まい」に求めるもの変わった? 広いリビングより欲しいのは...

今回のコロナ禍で、私たちの生活は随分と変わりました。テレワークやオンライン会議、宅配サービスも当たり前になりましたね。

生活が変われば、今までの「住まい」にも新たに欲しいものが出てくるもの。

総合住宅展示場「ハウジングステージ」の企画・運営を行う「ファジー・アド・オフィス」は、2020年10月30日、「コロナ禍での住まいづくりに関する意識・実態調査」(※)を発表しました。

男女の欲しいものに「差」

意識調査によると、「コロナ禍で今後の住まいや暮らしに欲しくなったもの」のトップは「(家族がそれぞれの時間を過ごせる)広いリビング」で48.0%。

次いで、「(外出しなくても)遊べる広い庭・屋上・バルコニー」で46.8%、「自分専用の個室や間仕切りされたスペース」(39.4%)と続きます。

どれも「確かに欲しいな......」と思いますが、男女別にみてみると「差」が浮き彫りになりました。

女性が求めるもので多かったのは、「広い庭・屋上・バルコニー」(52.2%)や「広いリビング」(49.6%)。どちらも半数以上の票が集まりましたが、男性からの支持はやや低め。特に「広い庭・屋上・バルコニー」にかんしては、男性からの票は33.7%でした。

逆に、男性が求めるもので最多だったのは「自分専用の個室~」で52.6%。しかし、女性からの支持は34.1%で、こちらも大きな開きが出ています。

家族で過ごす時間を楽しむ場所を重視する女性と、仕事に集中したい男性の意識の差かもしれません。

さらに、「健康や衛生面について考えるうえで、今後の住まいや暮らしに欲しくなったもの」を尋ねると、1位は「優れた空気清浄機や通風・換気性能」で62.7%、2位は「備蓄品の収納スペース」で46.8%でした。

皆さんの住まいは、コロナ禍でどう変化しましたか?

(※)調査概要:2020年8月31日~9月7日、総合住宅展示場「ハウジングステージ」に来場して会員登録をした、住まいづくりの計画を持つ20代以上の男女にインターネット調査。有効回答数は327サンプル。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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