ユニクロ「エアリズムマスク」レビュー 通気性、肌触り...使用感を正直レポート
2020年6月に発売されたユニクロの「エアリズムマスク」。発売当初は大反響により購入が難しかったですが、ここ最近は手に入りやすくなりました。
10月に入ってからは、肌馴染みのいいベージュカラーと、ファッションマスクとして人気のブラックカラーも登場。これまで購入を迷っていた記者も、ついに入手しました。その使用感をお伝えします。
長時間着用しても耳が痛くない。
記者はこれまでエアリズム素材のインナーやルームウェアを愛用してきました。ユニクロならではのお手頃な価格帯とさらっとなめらかな肌触りが気に入っています。果たしてマスクではどうでしょうか。
まず生地を触ってみると、さらさらとした手触りです。肌につけても同様で、やさしく顔を包み込んでくれる感じがしました。生地は肌面も表面もメッシュ素材です。メッシュは通気性が高く、伸縮性があります。
通気性に関しては、正直「めちゃくちゃ快適!」というわけではありませんが、呼吸のしづらさや息苦しさはありません。スポーツ時など、呼吸が荒くなると、さすがに生地が吸い付きます。
エアリズムマスクはメッシュ素材の間に、BFE99%カットを誇り、飛沫、細菌やウィルスが付着した粒子、花粉などをブロックしてくれる「高性能フィルター」があります。
コロナ対策としてはありがたい性能ですが、これによりマスクに厚みが増し、メッシュ素材単独のマスクよりは通気性が下がっているのでしょう。ただ、半日デスクワーク時に使用した限りでは、特に息苦しさはありませんでした。
機能のひとつ「接触冷感」に関しては、正直分からなかったのですが、いまは肌寒い時期になっているので、大きいポイントではないように思います。
個人的に1番うれしかったのは、長時間着用しても耳が痛くないこと。エアリズムマスクはS・M・Lの3サイズがありますが、記者はMを選びました。自分の耳には少しゆとりがあるサイズ感で、ゴムが耳まわりを締め付けないので快適です。伸縮性はあまりありませんが、かえって着用時に安定感が出てよかったです。
10月15日現在のカラー展開は、ホワイト、グレー、ベージュ、ブラック。肌面にはロゴとサイズが入っていますが、表面は無地なので、シーンを選ばず使える色味とデザインです。
ネットにいれて洗濯機で洗えるのもうれしいポイント。布マスクは手洗い推奨のものもあるので、デイリーマスクとして使うなら手入れの楽さは重要ですよね。
3枚組・990円(税別)という価格を考えると、十分な性能を持つお買い得商品ではないでしょうか。このレビューがみなさんのエアリズムマスク購入検討の参考になればうれしいです。
※ブラックカラーはオンラインストア先行商品で、店舗では10月下旬より販売開始予定です。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。