先日、郵便局で「ゆうパック」の荷物を送ってきました。郵便局と言えば「現金」でしたが、2020年7月7日から全国約8500の郵便局でキャッシュレス決済が導入されているのです。
6月末時点での郵便局数は2万4344です。8月25日までにキャッシュレス決済が導入される郵便局は8441のため、キャッシュレス決済が導入されている郵便局は約35%程度になります。
キャッシュレス決済に対応している郵便局を探すには、郵便局のページで、「郵便局・ATMをさがす」から名称や住所などから検索します。キャッシュレスに対応する郵便局には「キャッシュレス」アイコンが表示されるため、確認してみましょう。
利用できるキャッシュレス手段はほぼ全部
利用できるキャッシュレス決済は、クレジットカードやデビットカード、プレイペイドカードではVisa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、銀聯です。ほぼ保有しているカードは使えるでしょう。
電子マネーはiD、QUICPay、WAONに加えて、SuicaやPASMO、ICOCAなどの交通系ICカードを利用できます。ただし、PiTaPaは利用できません。Apple PayやGoogle PayでiDやQUICPayを利用していると、スマホだけで郵便料金などを支払うことが可能です。
続いてスマホ決済。郵便局ですから「ゆうちょPay」の利用ができます。ゆうちょPayは「銀行Pay」の仕組みを利用しているため、同じ仕組みの横浜銀行「はまPay」、福岡銀行「YOKA! PAY」、沖縄銀行「OKI Pay」なども利用できます。また、au PAY、d払い、LINE Pay、メルペイ、PayPay、楽天ペイ(アプリ決済)、J-Coin Payを利用できるほか、Amazon Payにも対応。
Amazon Payを利用できる店舗はそれほど多くないですが、郵便局で利用できるのはなかなか攻めている感じがします。インバウンド向けには中国のALIPAY、WeChat Payも利用できます。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。