新型コロナウィルス感染防止のための外出自粛の影響で、在宅勤務(テレワーク)がぐっと増えました。
共働き夫婦だと、2人とも(場合によっては子供も)ずっと一緒にいることになり、お互い仕事への影響が出ているという声も少なくありません。
三井ホームが行った調査の結果、複数人の在宅勤務を経験した人ほど、現在のワークスペースに不満をもっていることがわかりました。
「生活音が気になる」
調査は、週1回以上在宅勤務(テレワーク)を行った男女374人に対して行われたもの。(※)
それによると、2020年3月から5月にかけ、在宅勤務経験者の約半数が家庭内で「複数人の在宅勤務」を経験していることがわかりました。
そして、「複数人の在宅勤務」経験者ほど、家のワークスペースの場所について不満が大きいことも明らかになりました。
ワークスペースに対する評価では、1人の場合なら「不満」「とても不満」を合わせて14.8%ですが、複数人になると24.5%になります。
具体的な不満理由は、「生活音が気になる」、「2人で在宅になるとスペースがない」など。どれも"あるある"でうなずけますよね。
憧れのワークスペースも聞いてみると、1位が「集中できる」、2位が「通信環境が整っている」、3位が「PCやモニターなどの設備が整っている」、以降「仕事専用である」「広い」「家族と適度な距離感が取れる」と続きます。
中には「映りこみを気にしないですむおしゃれなインテリア」や「日当たりがよく明るい」など、最近増えオンライン会議を意識した回答もありました。
皆さん、今のワークスペースに満足していますか?
(※)調査概要:「コロナ禍における"共働き夫婦"の働き方と住まいに関する意識・実態調査」。2020年6月12日~16日、全国の2020年3月~5月の間、週1回以上在宅勤務/テレワークを行った30~50代の共働きの男女計374名に対しインターネット調査。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。