明治22年(1889年)創業の繊維メーカーの老舗「東京和晒」(東京・葛飾区)では、飛沫防止を最優先しつつ「蒸れない、息苦しくない」が特徴の「夏のさらしマスク」を開発。
2020年6月17日の販売開始予定に向け、10日現在、予約販売を受け付けています。
蒸れない、肌に優しい、安い
(耳掛けタイプ)
「夏のさらしマスク」が通常のマスクと最も違うのは「通気性」です。
「東京和晒」によると、「マスク装着の最大の目的は会話や、くしゃみ、咳等の際に唾液などの飛沫が飛ばないようにすること」という観点から、このような形態のマスクが生まれました。
通常のプリーツ型不織布マスクは口元の下部を締め付け、飛沫や吐息がマスクの上方へ排気されるのに対し、同品は「吐息を下方へ逃す」構造にしたことで、通気性に優れ蒸れないそう。
そのため、熱く湿った息が下に抜けるので、メガネが曇りづらいのも魅力だといいます。
(ヘッドセットタイプ)
生地には、手ぬぐいに使われる「さらし生地」を採用。通気性もよく、糸の撚り(より)も甘く柔らかい、肌にも優しい国産綿100%の生地が使われています。
もちろん、布製なので洗濯(手洗い)OK。繰り返し使えます。
ゴム紐のタイプは2種類から選べ、簡単に付けられる「耳掛けタイプ」と解放感ある「ヘッドセットタイプ」があります。
販売予定価格は税別360円。多くの人の役に立ちたいという想いから、お手頃価格に設定したとのこと。
「東京和晒 通販ショップ」のサイトから購入できます。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。